「年頃の女の子がなにやってるのーーー!!!!」

「なんで早く言わないの!ご飯ぐらい私が何とかするわよ!それくらい甘えなさい!!!」

ビシッという音が聞こえそうなくらいの勢いの身振り手振りで怒られました。


「そんな、桜さんだって学校に家事に忙しいんだからダメだよ。あと3日もすればお給料も入るから大丈夫だよ」

そうにこやかに言ったけど

桜さんにジト目で見られるとタラタラと冷や汗が・・・


「その、あと3日どうするわけ?」


ギッックゥゥ


「う、家にある非常食的缶詰めとか乾物類でしのぐから心配無いよ!うん!」

思わず顔を逸らしながら言うも


「洋子ちゃん、私の目を見てその非常食的缶詰め何個有るのか答えなさい!」


ドッキーー

ギギギギ

動きがぎこちないのは仕方ない
頑張って桜さんの目を見て答える

「・・・・・・、3つです・・・・・・。」


「はぁぁ・・・・・・」


すっごい深い溜息をつかれました。

そして呆れた顔で有無を言わさぬ一言


「洋子ちゃん今日から3日家にお泊まり決定ね!」


「ダメですよ!桜さんとご家族にご迷惑かけるわけにはいきません!」

そう勢い良く即答すると

「ご飯食べないでぶっ倒れた子を一人にするわけないでしょ!」

「ウチが嫌なら慎吾君の所よ!!」