「お前ら何してんだよ。」

この声を聞いて私をいじめてた子たちはモジモジし始めた。
「れ、廉くんっ……!えっとぉ………。」

「廉…………。」
あー、泣くなぁー!愛美!廉にこれ以上泣いてるとこ見せないって決めたじゃんっ!

とか考えてたら廉がこっちに近づいてきた。
「ほら!行くぞ!」

「うん。」
廉は小さい頃からの幼馴染。だから、私がわずかな音しか聞こえないのも知ってるし、どんくらいの声で話せば私の耳に届くのかも知ってる。

そして、私の…す……、好きな人でもあります…!