どうしたんだろ。

仕方がないので
壁に寄りかかって隼人を待つことにした。

ひたひたひた…

ある足音が近づいてくる。
でもなんか、隼人の足音じゃないような…


隼人の足音よりも…

ひたひた…

歩幅が狭い!?

「おねーちゃん」

「んん??」

男の子の声。
でもこれはナンパとかじゃなくて…