先のことなんて何も考えてなかった……
あの頃……

一緒にいるだけで楽しかったね
離れてみて気付いた

前に進めない
立ち止まってる弱い私……

すれ違っていたけど
また前のように……
元通り……

だけど心の中では……
壁を感じていた
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彩花とヒロと離れて、淋しかった。

彩花とヒロと話して、もう一度……

だけど、2人との間に壁を感じていた。何もなかったように……元通りには戻れない……と感じていた。

「もう別れない」って、ヒロに言われたけど……自分の気持ち、ちゃんと伝えなきゃ……

「好きだった。だけど、何もなかったようにまた付き合うことはできない。前みたいに友達として……」

そして、途中で別れて、兄と住む部屋に向かう。




喜んでくれるって思ってた

1人で浮かれてばかみたい

何やってんだろう?
何の役にもたってなかったんだ
バカみたい
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彩花ちゃんは、私を必要としてくれるって思ってた。彩花ちゃんと広戸くんが付き合えるようにしてあげたら、きっと喜んでくれるって思ってた。

弘人くんが奈緖ちゃんが別れて、彩花ちゃんと弘人くんが付き合い始めたって、噂も流した。うまくいったと思って、喜んでいた。

だけど、そのせいで弘人くんのファンがマネージャーに殺到し、彩花ちゃんがマネージャーを辞めた。噂のせいで、彩花ちゃんが嫌がらせを受けていることに気付いたけど、何もできなかった。彩花ちゃんから描いてが消えていく。彩花ちゃんに話しかけても、上の空……

弘人くんとは付き合ってないし、奈緖ちゃんに余計なことを言うのはやめてと、言われた。なんで?私は彩花ちゃんのために……

近くにいるのに、遠い人……なんで私……こんなにイライラしてるんだろう?

彩花ちゃんは、私と話してくれなくなった。いつも、奈緖ちゃんのところにいってしまう……なんで……私じゃダメなの?
何かの間違いだって思いたかった

あれから避けられている気がする
不安でどうにかなりそう
だけど失うのがこわくて

恋人になれなくても
オレだけの人じゃなくても
振り向いてもらえなくても
好きでいたい
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誤解がとけたら、やり直せると信じていた。だけど、あの日……あの瞬間から……奈緖に避けられてる気がする。彩花とは、前のように仲良くしているのに……

必死に気持ちをおさえてるのも知らないで……俺の前を素通りした。それでも、奈緖のことが好き……どんなにつらくても、好きでいたい。


キミに笑いかけられると
ドキドキが止まらなくなる

あの日から……
キミを思い出すだけでドキドキする

好きな人……
なかなか恋にならない

ずっと胸に秘めた想い……
切なくて……

キミのことを忘れた日は一日もない
オレだけの人であってほしい
キミを想う気持ちは止められない
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まぶしいくらいの空の下……隣の席の奈緖と話しをしていた野崎。

奈緖ちゃんの笑顔を見るだけで、幸せな気分になれる。

だけど、失うのが恐くて……でも、このまま諦めるなんてできない。きっと、後悔するから……大事なのは、一緒にいたい気持ちだ。

奈緖ちゃんが、サッカー部のヤツと別れたと聞いた。

気持ちを伝えたい。だけど、今の関係を壊したくない。それでも、あなたを想う気持ちは止められない。



彼女を失ってから願ったのはたったひとつだけ
俺はお前といたいんだ

彼女がいなければ意味がない

忘れようとして心についた傷
癒えることはなく
心は血を流し続ける

諦めようと思っても
諦められなかった

諦めれば楽になれる
だけど諦めなければ
これからいくらでも時間があるから
一歩ずつ前に進もう
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友達としてやり直そう……だけど、奈緖から話しかけてくることはなくなっていた。俺が話しかけても、挨拶程度で……

話したいよ。話したくて死にそう。今すぐ話したいよ。一人きりだと、時間が過ぎていくのが長すぎた。

大好きな奈緖は、そんなに俺のことを好きじゃないのかもしれない。考えただけで胃が痛くなる。

奈緖は毎日楽しそうに笑っていて、他の男と話してる。あの男の目が語ってる。奈緖のことを好きだって……中学の時も、奈緖を好きなヤツは結構いた。奈緖は全然気づいてなかったけど……でも、俺が奈緖の隣にいたから、奈緖に告ってくるヤツはいなかった……

奈緖から離れた今……どうしても、もう一度奈緖と付き合いたかった。なりふりなんかかまってられなかった。

奈緖の気持ちがどうだって、俺の気持ちは変わらない。片想い同然でもかまわない。俺が奈緖を大好きなんだから……俺はこれからも奈緖といたい。

奈緖の手を強引につかんで連れ出した。もう一度告白した。

奈緖は、自分のことをかわいくない……もてない……って思ってるけど、絶対にかわいい。でも、俺だけが知ってればいい。俺だけが……

奈緖が「う……うん」って言ってくれた。

何があっても、もう絶対に別れないから……離れるなんて絶対に無理。奈緖がいない毎日なんて考えられないんだよ。ずっと一緒にいてくれなきゃ……何よりも誰よりも愛おしくて……



あなたは優しくて
あなたと一緒だと楽しくて
毎日幸せだったあの頃……

ずっと一緒にいられると
この幸せがずっと続くと夢見ていた
永遠を夢見ていたあの頃……

永遠はどこにもない
気付いた現実は……
未来に何ひとつ期待しちゃいけないってわかった

心の中は凍りついていてもまだ笑える
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子供の頃から、ヒロといるのが当たり前だった。ヒロがいるのが当たり前で、当然だと思っていた。でも、絶対じゃない。ヒロと別れてから、ヒロと話していると……周りの視線を感じた。友達にも戻れないと感じた。

奈緖からヒロに話しかけることはなくなっていた。たまにヒロから話しかけられても、挨拶程度で……

そんな日々が続き、このまま終わると思っていた。

そんな意気地なしの私の手を強引につかんで、連れ出したヒロ。
「どうしてなんだ?なんで俺を捨てる?」
「捨ててなんか……ヒロに私じゃふさわしくないんじゃないかって……」
「俺がいつそんなことを言った?」
「みんなが……」
「他のヤツなんて関係ない。奈緖は俺にはかわいい女の子なんだ。ずっと……」
「そんなこと言うのは、ヒロだけだよ」
「そのままの奈緖が好きだよ。他の女じゃダメなんだ。俺は一生大事にする。ずっと奈緖だけを見てる。俺と付き合えよ。」
「う……うん……」
ヒロの幸せのために、終わらせるべきだと思っていた。だけど、私が思うより、ヒロに愛されてるのかもしれない。

だけど、前のような気持ちでこたえられなかった。近いけど、遠い人……

彼の雰囲気が変わった

笑わない人だと思ってた

話しかけやすくなった
たまに見せる笑顔
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前よりも話しかけやすくなった野崎くん。それを感じたのは、私だけじゃない。

今までは、話しかけずらいオーラが出ていて、一緒に話すのは、私だけだった。だけど、今はたくさんの女の子が野崎くんの周りに集まる。隣の席にいづらいから、美月ちゃんの席に避難。

「奈緖ちゃん、毎回大変だね」
「うん、いつもごめんね。」
「私は大丈夫だよ。気にしないで……」
「ありがとう」

私は何もしていない
これじゃ可能性すら生まれない

可能性なんて少ないかもしれない
でもね……何もしなかったら何も起きない

いつでも……どんな時も……好きだった
私の幸せは私が決める

追いかけるばかりの私
私1人が好きって言ってて
好きだから追いかけた

今だけでも一緒にいられる
それだけで幸せだった
どんなことも苦にならない
でも欲張りになっていく

想いが募るばかり
私にとって一番大切な人
想いがあふれてくる

一方通行の恋は一瞬で終わった
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入学式で見かけた人。初めて見た瞬間から恋したいと思った。何も起きないまま、あなたは彼女を作った。私のことなんて気づいてない。わかってたことだけど、なんでこんなにショックなの?

もう遅かったんだ。なんでもっと早くあなたに出会えなかったわだろう……恋は終わりをむかえた。

恋心はなくなったはずなのに……くすぶっていた感情……モヤモヤする……

彼女がいるからって、諦められない想い……

星空を眺めながら、どんだけあなたのことが大事だったのか、やっと気付いた。

そして、あなたが彼女と別れたと噂に聞いた。そして、サッカー部のマネージャーと浮気をした……って。だけど、そんな関係は長く続くことはなくて……

サッカー部のマネージャーになると、あなたと付き合えるかもしれないって、噂が流れた。マネージャーなんて似合わないって分かってるけど、マネージャーになった

毎日、あなたを見られるから、幸せだった。だけど、欲張りになっていく。あなたを独り占めしたい。これからもずっと一緒にいたい。告白したいけど、断られるのが恐くて、マネージャーをやり続ける。可能性が少しでもあるなら……

別れた彼女とやり直すことになった?嘘でしょー?

「マネージャーになったら、彼女になれるんじゃないの?」
「それは、噂だろ?俺はそんなことは言ってない」
「マネージャーの子と浮気をしたって……」
「俺が好きなのは、奈緖だけだ。浮気なんてしない。それも、誰かが流した噂だ。」
「だったら、なんで否定しなかったの?」
「否定したって、誰も聞かないだろ?」
私、こんなとこで何してんだろ?やるせない虚しさ……
「じゃー、マネージャーと付き合うことは……」
「ない」
「みんな、どんな想いで……」
「ごめんね。だけど、付き合うことはない。」

こんなに頑張ったのに、馬鹿みたい。可能性なんて、なかったんだね。

友達に……「ちゃんと釣り合う人を探さないと……」って言われても、彼が好きだった。他の人なんて……って、頑張ったのに……でも、そんなの無駄だった。

一方通行の恋は、一瞬で終わった。彼が去ったあと、涙が止まらない。切なくて……

そして、彼を独り占めする彼女を許せなかった。




付き合ったら惚れさせる自信はあった
残念……あなたが選んだのは私じゃなかった

あなたが好き
この気持ちに気づいてから
見てるだけじゃ我慢できなくなった

気持ちがあふれてしまう

一番じゃなくてもいいから
ずっと想ってるって知ってもらえなくてもいいから
あなたがいてくれるなら……
そばにいてくれるなら……
一気にあふれた想い……

だから……お願い……
私はあなたなしじゃいられない
あなたのことが頭から離れない
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彼女ができても、諦められない。ずっと一緒にいたいって思えるのは、弘人くんだけなの。

「彼女があてもかまわない。一番じゃなくてもいいから、二番目でいいから、私とつきあって。弘人くんの好きにして……」
「1番も2番もない。俺が付き合いたいのは、奈緖だけだ。」
「なんで、私じゃダメなの?これからは、好きになってもらえるように努力するから……」
「もうやめて……俺は何があっても、奈緖以外を好きになることはない。」

それでも、諦められなかった。これも、全部あの女が悪いんだ。