あなたに恋してた
もう……過去形なんだ
たとえ別れても
この気持ちは忘れない
きっと忘れられない
もう一緒にはいられないけど
あなたは大切な人
な……に……これ……
胸が苦しい……
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彼は、苦しい時にそばにいてくれた大切な人……だった
高校に入ってから、色々とやることが多くて、彼に淋しい想いをさせたのかもしれない。だけど、他の女と遊んでるなんて……
マルと理沙と知らない子と4人で遊んでることを知った
すれ違う2人は……
久しぶりに会う約束をした。知らないふりをすることは出来なかったし……単刀直入に聞いた
「サッカーで壁にぶち当たってキツかった。そんな時に、美月はそばにはいなかった。近くにいた彼女に……でも、俺が好きなのは、美月だから……」
好きって言葉にも、愛を感じなかった。私は彼女なんだからって思っていた。でも、違った。あなたの中で……私じゃ……なくても……?なんだ……誰でもよかったんだ……
「私じゃなくてもいいの?そっか……私じゃなくてもいいんだ?」
あなたが私と一緒にいてくれるのは、たまたま同情してなんだってわかっているのに、期待していた。あなたといる時間が楽しかった。でも、今は苦しい。心臓が痛い
あなたの気持ちが離れてしまったんだね。浮気されて、気持ちが一気にひいた。こんな関係……いいわけない
「私……もう会わない。その人と付き合えばいい。」
「あっ……謝ろうと思ったのに……喧嘩するために来たんじゃない」
「謝っても、事実は変わらない」
「でも、やっぱり俺は美月がいい」
「……い……やっ……」
「俺が嫌い?」
なんでそんなことを聞くの?
「嫌いじゃないよ。でも、もう信じられない。」
ほんとは、すごくイヤなの……あなたともう会えなくなるなんて……でも、これが最後……
うまくいってると思っていた美月の恋が終わった。奈緖ちゃんもこんな気持ちだったんだろう……な。
奈緖ちゃんに連絡したら、彩花ちゃんと2人ですぐに家にきてくれた。
昔は、そんな友達もいなかった。今は友達がいてくれるんだ。
キミは優しくて……
でもオレにだけじゃない
もうオレのもの……なのに……
全然足りない……
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美月ちゃんが彼と別れた。美月ちゃんが元気になれるように、奈緖が美月ちゃんと一緒にいる時間が増えた。優しい奈緖のことだから、しょうがないって、頭ではわかっているんだ。だけど、一緒にいられないと、不安でたまらなくなる。男だけじゃなく、美月ちゃんにまで嫉妬してる心の狭い俺……
少しでもいいから、一緒にいたい。
奈緖に逢いたくて……逢いたくて……胸がつぶれそう
奈緖が足りない……逢えないと苦しい……
俺だけを見て……
俺は奈緖しか見えないんだから……
奈緖なしじゃ生きられないくらい好きなんだ……
奈緖を離したくない……
明日は休みだし、久しぶりに奈緖と2人きりでデート
楽しみにしていたのに、美月ちゃんと遊ぶことになったからって……デートが中止……
トラブルを乗り越えて
様々な障害を乗り越えて
全てを乗り越えて
やっとつかまえた
オレだけのお姫様
大好き……だよ
何もかも昔のままだって信じていたいけど
変わることもあるのかな?
好きな気持ちはきっとオレのほうが大きくて……
いつも気持を伝えるのはオレで……
一緒にいても不安だった
だけどキミがいるだけでいい
もう何もいらない
キミがいなくなったら生きていけない
もう何があっても離さない
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色んなことがあったね。あれから、何もなかったように、変化のない毎日……だけど、こんな普通の毎日が大切なんだ。隣には、奈緖がいてくれる。それだけでいい
でも、今も不安なんだ。本当の気持ちはどうなんだろうか?LIKE?LOVE?
もう、嫉妬して、嫌われたくない。だけど、もっと一緒にいたいし、奈緖の全部を俺だけのものにしたい。
父さんは今日は帰ってこない。一人きりの部屋……
美月ちゃんと遊んだ後、奈緖が家にきてくれた。デートできなかったことでへこんでたけど……
「奈緖は……誰のもの?」
赤くなった奈緖は……
「ヒロ……」
感じる……奈緖のドキドキ……
感じて……オレのドキドキ……
これからも、ずっと一緒にいて……
手をつかんで……想いをこめて……キスした
このままじゃ……奈緖への想いをごまかせなくなっちゃう……
「がっついて、嫌われたくないし……」
「嫌いになんてならないよ……だったら、ヒロが一人きりの部屋にきたりしない……よ……」
真っ赤な顔をして、うつむいた
我慢しようと思ったのに、理性が吹っ飛んだ。
「ヒロ……ヒロが思うよりも……ヒロでいっぱいなんだよ。ヒロ以外目に入らない。」
なに……かわいいこと言って……んだよ……
初めて……繋がった心と体……
オレの気持ちは……
お前でいっぱい
気持ちは大きくなる一方で……
気持をおさえられない
出会ってからずっと……
お前しか見てない
オレの目にお前だけを映させて……
お前の目にオレだけを映して……
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あれから、2人で過ごす時間が増えた。こんな風に奈緖が隣にいてくれる。ありきたりな時間が、ずっと続いてほしい。
「ヒロって、いつも余裕たっぷりで……」
「余裕なんてねーよ」
「いつも私がドキドキしてても、いつも余裕そうで……」
「余裕そうに見えてた?」
「え?う……ん」
「奈緖といると余裕なんてなくなるよ……」
「それって……どういうこと?」
「油断したら、誰かに奈緖を奪われそうで余裕なんてなかったよ」
奈緖に惹かれていくほど、苦しくなったよ。奈緖の初恋は俺じゃない。奈緖の初彼は俺じゃない。それを知るたびに、苦しかった。
「そんなことを考えてたの?そんな相手いないって……」
って、笑った奈緖。奈緖が気づいてないだけだ。今まで奈緖を見ていて、奈緖にむけられた視線に気づいてないだけだ。なにげに、男どもの話題にのぼっていた。隣に俺がいたから、防げていただけ……何もわかってなかったんだな……これだから、ますます不安になる……
今……誰よりも奈緖の近くにいるのは、俺なんだ。
奈緖の瞳に映る俺……
俺の瞳に映る奈緖……
「私は、ヒロが好きだよ」
ぎゅっと抱きついてきた。
ヤバイ……かわいすぎる。ますます好きになっちゃう。どんだけ好きにさせるつもり……なんだよ。
彼は大事にしてくれる
けれど私じゃ釣り合わない気がしていた
どこか空回りしてた
彼の気持ちが……本心が……知りたかった
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ヒロと一緒にいても、どこか空回りしてて、釣り合わない気がしていた。
でも、あの日のことを思い出すと……愛を感じられた。
いつも余裕だと思っていたのに、ヒロも不安だったんだね。
「奈緖、俺が簡単に手放すと思ってんのか?俺が手放すことはない。何があっても……。奈緖は簡単に俺を手放すのか?」
「絶対に離さない」
もっと好きになってほしいから、頑張る。
ただ前へと進む。ヒロと一緒に幸せな未来へと、進む
別れても好きな人……
あなたとの初めての恋だった
あれから連絡を絶っていた
それでも好きな気持ちがよみがえる
自分で決めたのに……
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彼と別れて……もう忘れたと思っていても、奈緖たちが仲良くしてるのを見ると、彼を思い出す。別れを決めたのは、私なのに……
奈緖と歩いていた帰り道……彼が現れた。
「俺、やっと気付いたよ。やっぱ美月じゃないとダメなんだ。もう一度付き合って……」
って、言われたけど、愛されてるって思えない。バカだな……勘違いしちゃダメ……もうあの頃とは違うんだね。離れた気持ちは……これ以上勘違いしないためにも、距離をとろう……
「私なら大丈夫だよ。彼女と幸せになって……もうあなたなんて好きじゃないから……」
好きじゃないなんてウソ……本当はまだ好き……
「それなら、せめて友達に戻ろう……」
どうして?そんな簡単には戻れないよ……
「無理……」
好きになるのに理由なんてない
あなたと目が合うだけで嬉しかった
これが……恋……
耳に残ったあなたの声が……
あなたのことを考えるほど……
逢いたくなる
これから……きっと……
一生の恋になる
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奈緖と弘人……2人は着々と愛を深めていき……今は2人きりの時間を過ごしたい……な。
1人でも平気って思っていた。でも、今は1人じゃない。1人でも平気って言っていたのは、傷つきたくなかったから……気持ちにフタをして、強がっていた。本当は、1人じゃいやだった。もう気持ちに嘘はつきたくない。
あなたといられることが嬉しくて、楽しくて、まわりが見えてなかった。
友達が大切。わかっていたはずなのに、彩花と美月ちゃんとの時間が減っていた。
彼との心の距離が離れていた
でも簡単に割り切れない
いごこちの好い関係だった
だけど本当の気持ちはなかなか聞けなかった
近くにいたのに遠くに感じる
別れたけど嫌いになれない
初じめての恋……
初めてのキス……
私の初めては全部彼だった
だけど彼はもういない
忘れられない恋……
ダメ……ダメ……さっさと忘れなきゃ……
でもまだ残ってる……心の奥底に……
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奈緖と一緒にいる時間が減った。奈緖と弘人が仲良くしてるのを見ると、彼のことを思い出す。わかれたけど、まだ心の中に……
これまでたいしていいことなかったけど、彼と出会えてよかった。彼がいなかったら、奈緖ともであえてなかった。彼の幸せを……祈っている。
私は奈緖に出会えてなかったら、きっと今も失恋に苦しんでいた。恋は終わりがくるけど、友情は終わらない。奈緖との絆はつながってるって信じながら……
奈緖の存在は、唯一無二……かけがえのない友達
中学の時は1人の味方もいなかった。あの頃は、イヤなことだらけだった。私は内にこもり、自分を守った。何も聞きたくなかった。何も感じなかった。そんなわけはない。本当はずっと傷ついていた。いつも1人だった。そんなとき現れたのは……奈緖だった。
でも……ね。最近は不安になる。弘人とつきあい始めてから、一緒にいる時間が減った。奈緖が幸せなのに、もっと奈緖といたいって……思ってしまう。
それぞれの想いが交差する
あの時の私は何もわかっていなかった
あんな男と思いながら……
あなたの言葉が嘘か本当かわからないのに……
あなたの優しいら甘えたくなってしまう……
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彼と別れても、友達がいてくれるから平気だった。だけど、奈緖との時間が減って淋しかった。
そんな時、彼からもう一度やり直したいと言われた。彼の優しさに……淋しさを埋めるために、やり直すことにした。
彼が奈緖に2人が別れた原因は奈緖のせいだと話していたことを、知らなかった。
そして、奈緖と話す時間はなくなっていった。
私は孤独に押しつぶされそう。奈緖といると、気持よくて夢みたいで、幸せな日々だった。あの時間ははずっと続くと信じていた。彼と付き合っても、心の中にとどめておいた想いがあふれてくる。