「じゃあさ〜、君らは宮野くんのめざわりじゃないんやー。俺にはよっぽどか君らのほうがめざわりやけどな。」


驚いて振り向くと、同じクラスの尾上 渓くんがいた。


「なによっ部外者が口出ししないで」


「今の話全部祐くんに言ってもええんかなー?」


渓くんは、ニヤニヤした顔をしていたけど、明らかに怒りがまじっていた。


「それはちょっと…」


3人の表情が曇る。