「う、うん、わかった。じゃあ柚美ちゃんに言っておくね」 「ありがと」 そう言って、かのイケメンは天使の笑顔でニコリと笑って帰っていった。 私は誰もいない教室で、ひとり頰づく。 ふわぁ〜って感じで顔がほてるのがわかる。 さっきのって…まさかデートのお誘い? 少しばかり、新たな恋の予感がした。 その夜、私は柚美ちゃんにメールした。