俺がまだ元気なうちに、こうやって書
いてます。だから今の心境とは少し違
うかもしれないけど許してください。
俺たちさ、真琴が修学旅行の時に付き
合って、それから遊んだことないよね
。学校あるし、俺こんなだしって。
電話を少ししたくらいかな?すごくす
ごく楽しかった。何回か電話でれなく
てごめんな。体調のいい日しかでれな
かったんだ。でもさ、俺らの思い出は
こんなもんじゃないよね。俺は今でも
覚えてるよ。俺らが初めて会った日の
こと。ずっと一緒に過ごした学生時代
。隣で笑う真琴、泣く真琴、拗ねる真
琴。どんな真琴だって、俺の中で生き
てる。それはたとえどこにいたって、
どんな時だって。