「祐、私も幸せだよ。ほんとに、ありがとう。これからも、ずっと一緒だから」
そう言うと、祐は力もなく微笑んだ。
ピッピッ、ピッ、ピッ、ピィーーーーー
その直後。
…祐は永遠の眠りについた。
「祐っ、そんな、そんなやだよ…」
「ああぁあぁーー」
私は自分でもなにが起きてるかわかんなくて。
ただただなきがらの祐の前で泣き叫び続けた。
先生が祐の目にライトをあてたりして、確認する。
祐は、死んでないんじゃないかって心の奥底で思ってる自分がいる。
「……ご臨終です」
でも、その言葉を聞いて私のかすかな願いは消えていった。