「おじゃまします…祐?どうしたの、祐?」


部屋の中に入ると、机に伏せて泣いている祐がいた。


強がりで人に涙をみせたことがない祐が、どうして泣いているの…?


ふとこちらを見上げた祐の目は、充血して腫れていた。


「祐…」


「…もう、これ以上一緒にいるのはやめよう。」


「えっ…どうしてそんなことゆうの?祐。渓くんとなにがあったn…」