「祐くん、よかった」 「すいません、もう大丈夫なんで」 「いやいや、だめよ、無理しちゃ。今はまだ寝てて」 「…はい」 それから、昨日のことを全部聞いたあと今日の検査についてのことだった。 脳の検査だったり色々するみたいだ。 …もう、俺の命も長くはないのかもな。 そう、実感するほどだった。