今こそ、みんなが一つになって祐を支えてあげないといけないのに。


そうは思っても、なかなか仲直りできずにいる。



そうやって、今日もむなしく登校すると、珍しく渓くんが私のクラスの前にいた。


その雰囲気はただならなくて。


焦りと悲しみが混じった顔をしていた。