そして、義務教育が終わるとともに、俺は環境の整ったこっちの病院で診てもらうことになった。


あっちの病院じゃ規模が小さくてできる検査とかも限られていたけど、せめて中学卒業まではと言って無理からに説得していた。




…俺は、小さい頃からずっと真琴が好きだった。


とは言っても最初は気になる、そんな感じからのスタートだったけど。


ある時真琴が困ってるのを見て、居ても立っても居られなくなってしまった。


なんでだろうね、できる限り人と関わらないで生きていこうとしてた弱い俺だったのに。