「なにそれ俺のことバカにしてんの?」 (笑)なんて使わない俺の文章は、受け取る側にしてはさぞかし怖いだろう。 でも、渓はそんなこと気にせず大阪のノリというやつでくるもんだから、案外波長が合っているのかもしれない。 「冗談。でも、後悔だけはするなよ」 やっぱり、あの事ばかり気にかけているんだ。 俺が真琴とはなればなれになった事を。 そう考えていると、また渓から立て続けにメールがきた。