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いつものように、空は青く澄んでいた


なにもないこの地には、風がよく吹き渡る


ああ、これからどうしていくんだろう


少し高い丘の上から、ふるさとの町をみる。


大切なものが何かを気づいたとき、


それはもう遠い空の彼方へといってしまった後だった。


でも、今ならまだ間に合うかな。


そっと青空にお願いごとをする。



『祐とずっと一緒にいられますように』