僕と心愛が入って行くと静まり返った。

僕は、構わずに噂を流した女の子達のもとに。

「えっ……龍聖君?」

女の子達は、頬を染める。

「君達が流した噂だけどさ……僕も
あるのだけど?霊感とか」

「えっ……?」

「それに不思議な事を言ったり
変わってるって、そんなにいけないことかな?
いいじゃない。他人に迷惑をかけてないなら
それに……他人の悪口を言ったり
イジメをする人よりマシじゃない?」

僕は、冷たく言い放った。

それを聞いた女の子達は、カッと
頬を余計に赤くする。

「そ、そんなこと私達に言われても……」

「そう……?相手間違っていないと思うけど
ねぇ、覚えておいて。
僕は、心愛より優しくない。
あまり僕を怒らせない方がいいよ?
嫌われたくないのだろう……?」

女の子達は、怯えていた。
他の子達もだ。