ある日、学校帰りに2人で

カラオケに行った。

それが最後に行った場所だった。

三時間歌うことにして、一時間

たつときだった。

部屋に知らない男の人達が入ってきた

「誰?」

茜は、美來を後ろに隠し、問いかけた。

「あーそぼう♪」

男の人達は笑いながら答えた。

「…茜…」

美來は震えながら茜の手を握った。

「帰れ!!」

茜はそう言うと、ジュースを

そいつらに投げつけた。

それに腹を立てたひとりの男は

茜のむねぐらを掴んで、殴った。

「きゃー!!!!!!!」

美來は叫んだ。

男は茜の髪をつかみ

カラオケのテレビ画面に顔を

何回も強く押し付けた。