【詩集】かすみそう

ケータイの電源を切ってみる



メールを待つのがイヤだから



でも



切ってる間



届いてるかも



なんて期待をする



でも



その期待を



裏切られるのがイヤで



なかなか



押せない電源ボタン



本当は押したくて堪らない癖に



いや



本当に押したくないのかな?



困ったな



自分が



ワカラナイ。



ポカンと鳴って



カラカラいう



これ



なんだ



何か



大切なモノが



転がり続ける



ここ



どこだ



埋めるモノがないから



空洞化してる



寂しい場所



きっと



誰でも持ってる



きっと



誰かは満たされてる



これ



なーんだ



さっきまで



熱を帯びていた筈



いつの間にか



冷めてしまった肩



どうして



冷たいの?



どうしても



温まらない



冷えた体と心に



追い打ちをかけるのは



他ならぬ



自分自身



私たち



似過ぎてたのかな?



合わせてもないのに


同じ事しだしたり



同じ事言ったり



それは



いけなかったの?



でも…ね?



私は



世界一



お似合いだと思ってた



だって



あんた以外の人が



私の隣にいる想像が



未だに



できないの。







飛びたいな



そう思って



手を広げてみる



何で



こんなに



心惹かれて



やまないのかな



私が好きな君…みたい



だからかな?



いつも黙って見守る



君ソックリ



好きだよ



まだ



君には言えないけど



空に贈る



私の心



自分のエゴを



優先する奴なら



あんなに



苦しまない



他人の気持ちなんて



本人じゃないと



分かんないかもしれないけど



それでも感じるんだよ



ここで否定したら



傷付けてしまうって


“愛してる”



って言えない



何で?



そう聞かれても



分からない



あなたの声



抱き締められる腕の中



笑顔



もちろん



憎らしいトコロもあるよ



けど



何だろう



悔しい位



愛おしいと思うよ



スキよりも大きい



気持ちかもしれない



愛してるよりも



大きい…



気持ちなのかもしれない



だからさ



分からないよ



その言葉の



ある場所が



心のどこにも



見つからないの



全力で走ったら



当たり前に



息切れをした



何だか



息切れしてる



自分が情けなくて



もう一度走る



やっぱり



息切れして



涙が出てきた



全力がこれだけなんて



悔しいから



もう一度走る



泣きながら



走る



何がしたいのか



分かんないけど



とりあえず



走る



限界なんて



見たくないから



ザッブーン



海の手招き



ザッブーン



おいでよ



ザッブーン



何か



ちょっと



怖い



ザッブーン



夜の海



ザッブーン



真っ暗だけど



こんな落ち着く場所は



ナイ



ザッブーン



海も生きてる



ザッブーン



だから



今日も







生きる