バイトが終わり急ぎ足で駅へ向かうと、
ベンチに座って携帯を操作してる龍也を見つけた。



「たーつーやっ!待たせてごめんねっ?」



「いーよ!おつかれ!
お、早速指輪してんじゃん!」



「うん、ほんと嬉しいっ!ありがとぉ♪」



「これ、ペアリングなんだぜ!
これでお前は完全に俺のモノだかんなっ!
他の男によそ見したら許さねぇぞ〜。」



「大丈夫だよっ♪
だって私、龍也のこと愛してるもん!」



そう言うと、私は龍也にくっついた。