ゴミ箱は結構いっぱいになっていて、
新しいゴミ袋と交換した。



沢山のゴミが入って膨れた袋の口を縛り、
コンビニの建物の横のゴミステーションに向かう。



「龍也〜♪お土産ありがとね!」



ゴミ捨てをしながら龍也と会話する。



「喜んでくれて良かったよ。
…あ、ちょっとこっち来て。」



「えっ……?」



強く腕を引っ張られ、
龍也との距離が一気に近くなって……



唇が重なった。



「……もぉ、バイト中なのにっ…!」



「あはは、顔真っ赤!
…じゃあ、いつもの駅で待ってるからな!」



「うんっ♪あと15分くらいだからねっ♪」