私と亜弥は身を乗り出し先生を問い詰める。



それに観念した先生は溜息をついて話してくれた。



「…家事手伝ってくれるし、優しいよ。」



「わぁあ!手伝ってくれるんだぁ♪
いい旦那さんですねぇ!」



「先生も旦那さんと
ラブラブなんじゃないですかぁ!」



「まぁ、結婚してまだ2年だからねー。」



キーンコーン。予鈴がなる。



「じゃあ、またね~先生!」



先生、羨ましいなぁ〜。



私も龍也とそんなふうに過ごせる日がくるのかな。



なんてまだ先の話だよね。
この時はそんな風に思ってた。