世の中の人間は同じ考えらしく、いつもはすぐに送れるメールも回線が混み合ってなかなか送れない。 何度目かのエラーを繰り返してやっと送信完了し、そのままコタツで眠りについた。 数時間後に目を覚まし、 携帯が光っているのを確認する。 数十件の新着メールが届いていて、 その中には龍也からも。 『あけおめ、ことよろ!今年もよろしくな! 愛してる、まりえ。』 自然と口元が緩む。 凄く凄く幸せだなと思った。