重なる唇




二回目の恭ちゃんとのキス

「ん、ん━・・!!」

恭ちゃん放してぇ!!


でも男のこの力に敵う訳がない



「ッ・・━━はっあ!!」

苦、しい


『どうだった?』


「・・・・・」


違う、感覚


斗也くんとは違ったまた心地好い感覚に襲われた


『くすっ・・もっと居ろんな違い、知りたい?』



これ以上恭ちゃんと一緒にいたらダメ!!


「あ、あたし帰る!!」


『帰るって婚約者がいる矢吹のところに?』


はっ


そうだ・・あたし帰る場所がない


『だから来いって、俺んちに。てかそこ俺んちだし』




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