帰り道。 家までの長い坂道は夕日に照らされて 赤くなっていた。 やりきれない。 そんな想いを抱いてる俺の横では 俺が、そう想うことを知らず歌を熱唱している。 もしも…上手くいったら 俺の横にはいなくなる。 もしも…上手くいったら 真潮の歌は聞けなくなる