木、金といつも通り仕事をこなし、今から飲み会

「瑠羽、行こー」

『ええ、何人ぐらい来るの?』

「20人ぐらいだったはずよ」

『結構多いわね』

「そうね...ってもうこんな時間、行くよ」



二人で急ぎながら向かったのは、本社から15分くらいの居酒屋

でも、ちょっと小洒落てて女性でも行きやすい

「あー!瑠羽先輩おそーい!もう始まってますよー!」

あれは、完全に酔ってるわね...

「あんた飲みすぎ。ていうか私の存在は無視かい!」

『柏木君、そろそろ飲むのは「瑠羽せーんぱーい!」きゃっ』

ちょ、なんで抱きしめてくるのよ...!?

「はぁ...瑠羽、私は他の子と飲むわ...」

『え、ちょっと待ちなさいよー!』

美香の薄情者~!

「瑠羽先輩も飲んで飲んでー!」

いつの間にか敬語も抜けてるし...

でも...

『...分かったわよ』

たまには羽目を外すのも...良いかも?

だけど、そんなことを考えた私が馬鹿だった