少女はとある小道を歩いていた。


見上げれば満天の星空。


孤独と寂しさでいっぱいだった少女の心。


煌めく星々に少女は微笑んだ


「手を伸ばしたら届きそう」


その言葉にこたえるように光が一つ。そっと少女に向かって降りてきた。


「あっ!」と声をあげる間もなく光は少女の胸の中へ……。


少女の心は不思議な温もりでいっぱいになった。


fin