昼休みを告げるチャイムが鳴った。
「食堂いこーぜ」
龍と昌が来た。
「今日は流石に放課後直行だよな」
龍が言った。
「総会だからな。泊まるのか、功?」
「わかんね。
リーダーは多分、優だろ?」
「だろうな。今日は唯歌は?」
「昌、お前が呼び捨てするか?」
「もう、唯歌もツレじゃん。なぁ、龍?」
「幹部になったら、唯歌も連れてこれるじゃん、良かったな、功」
「ま、みんながいいならな。
でも、あんまり見せたくねぇな」
「アハハ、ベタ惚れじゃん」
ゲラゲラ笑う昌に、うるせーよ、と腹にパンチをした。
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