あれ...?ここは...?

見慣れない天井がそこにはあった。

「あっ!よかった。
目覚ましたみたいで。」

「修也?」

「大丈夫か?
どこかいたいところは?
気持ち悪くなったりしてない?
寒かったりしない?」

こんなときでも、心配性だなぁ

「もう大丈夫。
じゃあ帰るね」

「待って」

見ないで。
今の私ヒドイかおしてる。

「やめて」

「いや。見せて」

涙で一杯な私の顔なんて見ないで...

「なんで泣いてんの」

「だって...だって!
大嫌いなのに嫌いなのに...
今ここに修也がいて嬉しいなんて...
好きだなんて認めたくない!!」