「…あーあー、やっぱそっかー」

はづきは何故か明るい声であたしに笑いかける。



「え、なんで…」

「なんかさー、そんな気がしたんだよね」



「ほんと…っ、ごめん」

あたしが悪いのに、あたしのせいなのに、どうしても涙が溢れてしまいそう。


「私こそごめん、りほの気持ちちょっと気付いてて、近づけないようにって思ってた」

「はづき…」


「これからは、ふつーにしようっ。私も4人で過ごしてたの楽しかったから」







「う、ん…」

嬉しかった。

ごめんね、はづき…。