「ま、それにあの子たちが入れてあげてって言ってたからね、もう仕方ないな。」
『…ホントに、二人に変わって謝ります…。』
「それより二人を追いかけなくていいのかい?もういないけど。」
『…とりあえず適当に探します。ホント、すみませんでした。それじゃあ…あ、お仕事、頑張ってくださいね!』
「お〜頑張るよ〜。」
『…あ、あの二人はどこに行ったのでしょうか…!?』
全く見当たらないのです。二人が。
適当に開けるのも迷惑だと思いますし…
『ハァ…どうしましょうか…。』
あ、ベンチ発見しました。ここに座って待ちますか。
…アイドル…多分、華子と恵が知ってるならとても人気のある方々なんですよね。
…やっぱりテレビを買った方がいいのでしょうか。
アイドルだから芸能人なのですよね…てことは兄と知り合いが少なからずいるのかもしれませんね!
…そういえば小さい頃、兄と二人でミュージカルを見ました…懐かしいです…。
えーっと…確かその歌は…
『…あっ、“夜空の星々”でした!!』
…あ、思ったより響いてしまいました…。