「おーい、ごめんよぉ~…カイトくーん」


玄関から声がしたので行ってみると、整備士のリックさんが立っていた。

「工場長どこにいるかわかるかな?家にもいないんだ。」


「ロイドさんなら昨日ここに泊まったけど…朝早くどこか行ったみたい。」


「よーう!カイトー!起きたかあ~?」


「あっ!工場長!」


「リック…おいおい、俺はもう工場長じゃないんだぜ?」


「いや…でも、工場長は工場長ですし。」