きっかけは、私に対するクラスメイトからの嫌がらせだった。
男子といるせいでほとんどの友達が男だった私。
小学校が同じだった女子が「昔から男子とばかりいる」と言うと、男好きと嫌がらせが始まった。
話した相手が噂好きで、どんどん尾ひれがついて広まっていった。
それで、クラスの女子から嫌がらせを受ける。
無視、荷物を隠される。
その程度のことだった。
私は友達をやめる筋合いはないと徹底抗戦し、彼らと一緒に居続けた。
でも、それに気づいた男子の1人、隼人がこう言ったのだ。
隼「もう俺らとは居ない方がいい。一緒には居られない」