「まず、ボランティア部の部長に会ってだな……。」



「香典の催促ですよね?」



「違う! 話を最後まで聞け! まむしが死んだので、掃除をしてください。そう言ってこい!」



「む、無理ですよ。ボランティア部の部長は、うちの部長に引けを取らないくらい、怖いんですから。」



「じゃあ、向こうで掃除をするしないとかぬかしやがったら、こう言え!」



「なんて、言うんです?」



「まむしが死んだ今、エサである冷凍ネズミが有り余っています。ボランティア部でただ引き取ってもらうだけじゃつまらないので、冷凍ネズミを撒きながら、恋ダンスを踊ってみせます。ってな。ほら、行け!」