「でしょー? やっぱ私、商売のセンスあるんだねー!」



「たまたまでしょ?」



「でも、先生がまさか買ってくれるとは思わなかったよー! あ、そうだ! 先生も買ってくれそうなものを中心的に仕入れた方が、いいお金になるんじゃない?」



「まあ、確かにその線も捨てちゃいけないわね……。」



「あ、そうだ! 円お姉ちゃん、ゴルフクラブなんてどう? 先生たち、ゴルフ好きそうだし!」



「ゴルフクラブ!? ゴルフクラブは嫌よ。」



「なんで?」



「だって、パー(PAR)になっちゃうじゃない。」