店が見えてきて、窓から覗くとカップルが多かった。

「やっぱり人気だねー。席空いてるかなー。」

「何席か空いてるし大丈夫だろ。何食べたいの?」

「えー奢ってくれるんですかー?」

「奢ってやろうと思ってたけど、どうしよっかなー」

乃愛は、あっという顔をしていう。

「ほんとに!やった!」

「俺まだ断定してないんだけど、話聞いてた?
まあいいけど、どれ食いたい?」

んーー。と、ここ一番の集中力で真剣に悩んでいる。

かわいい

「これ!」

「わかった。」