乃愛は思わず声にならなくて、勇人のことを強く抱きしめ返す。
本当は、きっととっくに、、勇人のこと好きになってた。
でもただ怖くて、気持ちを伏せてただけだ。
「、、、、、好きだよ勇人。
こんないい人と一緒にいて、恋しないなんて無理じゃんか、好きだよ。大好きだもん。
乃愛が勇人のこと振り回しちゃってた。
悲しい思いさせてごめんね、、、
好きになってくれてありがとう。」
「やっとかよ。お前遅すぎ。
まじで嬉しい。
もう一個、誕生日プレゼントくれる？」
「え？うん、、？」
そう言うと、勇人の顔が近づいてきて、強引に、でもどこか優しく唇に重ってきた。
