「あと、ありがとう。好きになってくれて。

でも、俺も乃愛のこと好きだし、大切な人だからさ。

だからこれからもいつも通りにしてよ。」


「玲央くん…そんなの当たり前だよ!!

こっちこそ聞いてくれてありがとう!

じゃあまたねー」

乃愛がその場を先に去ったけれど、後ろから玲央くんが見守っていてくれた。


やだな、また涙がでてきた。

悲しいからじゃない。


スッキリしてモヤモヤが解消された。