ぶわっ ぼーーー 「えええ、泣いてる。ええええ。」 梨沙はビビった。 そして、乃愛の手をひいて教室を出た。 たどり着いたのは、屋上ではなく、 屋上のドアの前の階段のおどりば。 屋上は鍵空いてなかった。 そんな簡単には屋上つかって青春できないってか…。 「…梨沙ちゃん。」 「ちゃんつけんなきもい。はよ話せ。」 ようやく、これまでのことを梨沙に話した。