ぷりけつヒーロー 尻は地球を救う 第2話

ファンタジー

赤鈴/著
ぷりけつヒーロー 尻は地球を救う 第2話
作品番号
1450403
最終更新
2017/09/08
総文字数
18,934
ページ数
6ページ
ステータス
完結
PV数
1,022
いいね数
0
 怪人ボインを見事倒した品川 凛太郎はいつもと同じ朝を迎えていた。
いつもと違うことがあるとすれば、それは凛太郎自身の心境だった。
怪人ボインとの一戦は当然の如く大々的にマスメディアでも連日取り上げられ、学校でその話題になる可能性は非常に高かった。

 案の定、教室内で友人である杉本 武史にお台場で起こった変なヒーローと女の怪人の話題を振られ冷や汗をかく凛太郎。
そこに担任である佐々木 幸一が入ってきて転校生を紹介する。その転校生とは研究所の辻 照子だった。
驚いた凛太郎は昼休みに屋上へ照子を呼び出し、問いただす。
そこで照子の口から語られた理由に凛太郎は改めて自分が関わったことに対する重大さを思い知らされる。

 放課後。凛太郎の幼馴染・神田 由美が下駄箱で一人靴を履き替えている凛太郎を見かけ、声をかけようとする。そこに照子が現れ、由美よりも先に凛太郎に声をかける。「帰りに研究所に寄るなら一緒に帰ろう」と誘う照子。それを複雑な想いで見つめる由美。
由美は自身に気合を入れてから二人に声をかける。
二人の仲の良さを知った照子は気を遣って一人で帰ると凛太郎に告げ、去っていく。

夕陽でオレンジ色に染まった道を肩を並べて歩いていく二人。
そこで由美は凛太郎に告白することを決意するのだが……。

 一度帰宅して着替えた後に研究所へ向かう凛太郎。
目的は学校に照子を差し向けた理由を丸田 晋助の口から直接聞くためだった。

 研究所に着いた凛太郎は晋助を問いただす。
その最中、怪人出現を告げる警報音が鳴り響いた。
モニターに映し出された怪人は体操服にブルマ姿で童顔のお尻のデカい女の怪人だった。胸も怪人ボインほどではないが大きい。
晋助の指示で早速出動する凛太郎。

 凛太郎が転送された先はとある公園だった。そこで変身し、怪人の元へと急ぐ凛太郎。
怪人の名は"デカシリ"

凛太郎渾身の"ヒップアタック"が炸裂する。吹き飛ぶ怪人デカシリ。
これを好機と見た凛太郎は必殺"ぷりけつビーム"を放つ。
ぷりけつビームは直撃したかに見えた。
しかし、煙が晴れた先には左手に盾を構えた、無傷の怪人デカシリの姿があった。
動揺する凛太郎。ぷりけつビームは一度撃つと15分間は撃つことができない。
残された必殺技はヒップアタックのみ。それも「見切った」と断言する怪人デカシリ。

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