そんな先生が…。

まさか…
何かの間違いだよね?

「俺さ…
あの先生に告白されたんだ。

でも断ったんだよね。

そしたら“優花と付き合ってるんですよね?”って言われてさ。
否定したんだけど…。

とりあえず、あの先生は俺が見張るけど…
優花自身も気を付けろよ。

それだけだ…。


ひなた、ごめんな。
邪魔して;;」

「いや…
いいけど。」

そう言うと隼汰はそのまま帰っていった。

「大丈夫か?
何かあったらすぐ言えよ?
もし学校で隼汰に言いにくいなら俺から言うし。」

ひなたは心配そうに聞く。

『うん。
ありがとうっ!!
ごめんね。』

「何で謝るんだよっ!
別に何もしてねぇじゃん。
優花が気にすることねぇよ!!」

ひなた…
ほんとにごめんね。

いくらお兄ちゃんでも彼氏と間違われたら嫌なのにね。

早く…
ちゃんと誤解とくから…っ。