周りを見渡すと散歩してるひとがちらほら…。

さすがに冬の海は人が少なかった。

「やっぱ寒いなー…」

『うん;;
でもなんか冬の海好きなんだあ♪』

「俺も海は好きだよ。

てか、寒いだろ?

おいで。」

そう言ってあたしが座ってる後ろに回り、あたしを抱きしめた。

きゃーっ////

あたしは顏が真っ赤になる。

「優花…」

後ろから名前を呼ばれ振り返るとキスされた。


長い長い━━━
幸せなキスを交わす。

辺りはだんだん人気がすくなくなる。

もうすぐ夕方だもんね。

太陽が沈みかける。

夕日をバックに写真を撮った。

この時間が幸せで、
愛しくて…
あたしの大切な思い出として刻まれてゆく━━━。


あたしたちは何回も何回も…
キスをした。

だんだん激しくなっていく。

周りには誰もいない━━

二人だけの世界に入ったような感覚だった。