しばらくしてから保健室の先生が来て
少しだけ寝てから戻ると伝えた。
「ちょっと、心臓危なかったな。」
HRまで少し心臓を休めよう。
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入学式も終わり、お母さんとお父さんが乗っている車に乗り込む。
「あれ?お兄ちゃんは?」
「生徒会活動として片付けしなきゃいけないみたい。少し待っときましょ?」
なるほどね。お兄ちゃん成績優秀で生徒会にも入ってて、しかも顔も整ってる…。
でもまぁ、欠点もあるけどね。
その欠点っていうのが
「あ、い、ちゃーん!入学おめでとっ」
と言いながら車に乗りこんでくるのは。そうです、今さっき話してたこのこと以外は完璧なシスコンなお兄ちゃんです。
「うーん、ありがとー」
「愛ちゃんの高校の制服可愛いいいい。ドキドキする!」
「キモイ。」
私とお母さんとお父さんが口を揃えて言うとお兄ちゃんはさすがに黙った。笑
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今日は なんだか慌ただしい1日だったなぁ。
そう思いながらお風呂に浸かる。
朝バタバタと起きて、成瀬くんと同じクラスで、保健室で成瀬くんと…うわぁぁ!思い出しただけで茹でダコ。
今日も かっこよかったなぁ。
なんて思いながら脱衣所に上がると
「「え。」」
洗濯物を洗濯機から出そうとしていたお兄ちゃんと目が合った。
「きゃぁぁあ!バカ!えっち!」
「愛ちゃん!ちがうんだ!偶然だよ!お兄ちゃん何も見てないよ!?たわわに実った愛ちゃんの柔らかそうなものなんて見てな『早く出ていけ変態!』
お兄ちゃんを廊下に突き飛ばし、バタンッとドアを閉める。
はぁ、今日は本当に慌ただしい1日。