「『いただきまーす!』」

ハムや卵、レタス、いろんなものが挟まれてて、美味しそうなだけじゃなくて、色も綺麗なサンドウィッチ。

さすがハルヤさん!


「『おいしい〜』」

ヒカルくんも私も食べた瞬間に、この言葉を言わずにはいられなかった。


ほんと、全部の具が絶妙なハーモニーを作ってて、サンドウィッチ一つでここまで感動させれるなんてほんとにすごいと思う。

「ミカちゃんミカちゃん、」


『ん?』


すると、ヒカルくんは私の口元に手を伸ばしてきて、


「マヨネーズついてるしw」

といって、そのまま自分のくちにーーーー!?


「ミカちゃんごちそーさまっ♪」


『〜〜っ///』


「んじゃ、僕遊びに行ってくるから〜
 今日のこと、ハル兄とカナタ兄には、  
 内緒だよ?
 僕、怒られちゃうから。」


『ん?別に怒る必要なくない?』


「ミカちゃんってほんと鈍感だよねw

 んじゃね〜」


といって、ヒカルくんは外に行ってしまった…

鈍感ってなに〜!?