忘れもしない、小学校時代。
夢がたぁーくさん、詰まった思い出の時代。

あの頃の私は、なんでもできる、なんでもやれるっと信じて疑わなかった純粋な子だったと思う。

大好きなお父さんとお母さん、大好きな友達、大好きな先生、大好きな、大好きな…。


沢山の《大好き》があったあの時代は、一生で一度の本当に、ただただ純粋で素直な自分が生きていた時代だった。


人を疑う事を知らない、用心深くなることも知らない、嘘なんてものは実在しないものだとも、信じていた。

本当に、本当に、真っ直ぐで真っ白だったんだ。