覚えてる?
私と俊は小学校の時仲が良かったでしょ?


林俊「おーい佐々木一緒にかくれんぼしようぜ」

佐々木菊「おっけい!今から行くからさきいってて」




××1ねぇ菊ちゃんと俊君って仲いいよね両想いなのかな??

××2んーわかんないや

××1うちさ、前に好きな人がいるって言ってたでしょ?あれ実は俊君なんだよね

××2えっそうだったの?しらなかった

××1ってかさああやってイチャつくのやめて欲しいんだけど凄くうざい。ねね良い事思いついちゃったんだけど、協力してくれるよね??





菊「おまたせ!先生のプリント職員室まで運んでた」

俊「おう!お前って優しいな まあやろうぜ!」

菊「…あ、うん」
やめてよ照れるじゃん




俊「じゃ、じゃんけんで決めよう5人中1人だけ鬼な」

5人「じゃーんけーんぽい」

菊「っは?あああああ負けちゃった」
しかも一人負けって運なさすぎ

雨宮玲奈「菊ちゃん弱いね!頑張ってね~じゃぁ」

菊「玲奈ったら!もう絶対に玲奈一番最初に見つけるんだから!」


25分後


菊「なんでよぉ~皆どこに隠れてるの?」

キーンコーンカーンコーン

菊「鳴っちゃった」

菊「っあ玲奈に林、皆も!どこにかくれてたの?」

俊「佐々木さぁ体育館の裏いつも探してないでしょ?」

菊「あっ!忘れてた」

玲奈「皆そこに隠れてたんだよ」

菊「しまった!見落としてた」

俊「なかなか菊来ないからってきりトイレ行ってたと思った」

菊「はぁ?そんな長い訳ないでしょ!?」

俊「まぁ行こうぜもうチャイム鳴ったしな」

菊「もう!」




菊「私と林は仲良くてお互いに大切な存在だと思ってたけど、本当は私だけが思ってたのかもしれない」

神崎かんな「どうして?」
かんなは同じ小学校だったんだけどグループが違くて余り喋らなかった。だけどこの一軒があるまで気にも留めない存在だったのかもしれない








…だってさ  酷いよね そうなんだ表だけの関係ってやつ?うける

菊「ねぇ!なに話してるの?」

かんな「あ、菊ちゃん…あのね傷つくと思うけど聞きたい?」

菊「え、うん」
その時は怖いもの見たさだったのかもしれない

かんな「…実はね」






うちは帰りの会が終わるとすぐに家に帰った。お母さんが「お帰り学校は楽しかった?」なんて言ってるけれど話す気力も無くし部屋に閉じこもった



菊「…ムカつく奴、嫌い」
林はうちの事そんな風におもってたんだ。いままで気づかなくてごめんね。

涙なんてでないよ…。人は本当にショックな事が起きると涙ってでないんだね。


その日一晩中いろいろ考えた。でも結局嫌いって言われた事実は覆らず。




うちは林のそばにいる事をやめた

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