夏空と、ボールと、君と。
恋愛(ピュア)
完
1
夜乃なか/著
- 作品番号
- 1449129
- 最終更新
- 2017/08/11
- 総文字数
- 5,000
- ページ数
- 15ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 16,341
- いいね数
- 1
炎天下の下、君はグラウンドを駆け抜ける。
舞い上がるボール、周りに飛び散る君の汗。
高校3年、私たちにとって最後の夏がやって来た。
「俺はこの学校で、甲子園に行く」
マネージャーの私が毎日飽きるほど耳にした君の台詞。
言葉どおり君は、毎日夜遅くまで練習を続けた。部員が皆帰っても、休憩もせずにバットとボールを手放さなかった。
かつて昔、私は君と野球をしていた頃があった。君が野球の才能に目覚め始めたのは1つの野球アニメがきっかけで。
君の野球の才能は私よりも随分優れていて、中学校は野球の強豪校に入学するために、君は隣町に引っ越した。君は私とは程遠い世界に行ってしまった。いつしか私も野球をやらなくなっていた。
アニメの主題歌だった曲の歌詞のワンフレーズ。君と私はその歌詞がとても、好きだった。
”グラウンドに輝く エースナンバー
僕は君と此処まで来たんだ
見つめる先は勝利しかない
此処に来た証をグラウンドに 刻め
君と目指した夢の舞台 いざ舞い上がれ“
これはマネージャーである私、羽見 天音(はねみ あまね)が、幼馴染で、今は野球部主将を務める期待のエース 七宮 駿太郎(ななみや しゅんたろう)に恋をするお話。
舞い上がるボール、周りに飛び散る君の汗。
高校3年、私たちにとって最後の夏がやって来た。
「俺はこの学校で、甲子園に行く」
マネージャーの私が毎日飽きるほど耳にした君の台詞。
言葉どおり君は、毎日夜遅くまで練習を続けた。部員が皆帰っても、休憩もせずにバットとボールを手放さなかった。
かつて昔、私は君と野球をしていた頃があった。君が野球の才能に目覚め始めたのは1つの野球アニメがきっかけで。
君の野球の才能は私よりも随分優れていて、中学校は野球の強豪校に入学するために、君は隣町に引っ越した。君は私とは程遠い世界に行ってしまった。いつしか私も野球をやらなくなっていた。
アニメの主題歌だった曲の歌詞のワンフレーズ。君と私はその歌詞がとても、好きだった。
”グラウンドに輝く エースナンバー
僕は君と此処まで来たんだ
見つめる先は勝利しかない
此処に来た証をグラウンドに 刻め
君と目指した夢の舞台 いざ舞い上がれ“
これはマネージャーである私、羽見 天音(はねみ あまね)が、幼馴染で、今は野球部主将を務める期待のエース 七宮 駿太郎(ななみや しゅんたろう)に恋をするお話。
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