生きてていいのか、と考える毎日。

退屈で退屈で仕方がない日々。

意味もなく過ぎていくこの時間をぼくが過ごしてていいのかな。

できることなら、生きたいって思う人にプレゼントしたいくらいだ。


お母さんとお姉ちゃんは毎日病室に来てくれた。

でも、『大嫌い』と嘘をついたあの日から、ぼくらの関係に深い溝のようなものができてしまった。

その溝を必死に埋めようと、ぼくは嘘をつくようになった。


そして、今日も2人に嘘をついた。


笑顔で「大丈夫だよ」って。







……大丈夫なわけないじゃん。




ぼくの気持ちに気づいて。