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ピピッピッ








「うーん。うるさいなぁ...まだ7時か」







そう言って乱暴に目覚まし時計を止めた私、笹原美月は今日のこの日、晴れて高校生になります!





「ちょっとー?美月!起きないと遅刻するわよー!!」




そう言ってお母さんが階段を登ってくる音がする。やばい!はやく用意しなきゃ!!






「わかった!いまから着替えるから!」








アイロンできちんと整えられたまあまあ地元では可愛いと言われているブレザーの制服に着替え、きちんとネクタイを締めてからリビングへ向かった。