「俺、小野のこと好き。」


「えっ⁉︎」


学校の裏庭に連れて来られ、何を言われるのかと思っていたらなんと告白だった。


嘘ーっ⁉︎
なんで私なんか⁉︎


「あの……ごめんなさい。私……好きな人がいるんです。」


少し言いにくそうに断りの返事をした


私が好きなのは横山くんただ1人だもん


「知ってる。横山だろ?」


えーっ!
なんでわかるの?


びっくりしてしまって、目を見開いた


「あいつなんかやめて……俺にすれば?」


「きゃっ」


次の瞬間、私は彼の腕に閉じ込められてしまった。