「つーか、俺だってあの日から陽菜しか見えてねーんだよ。好きだ。付き合え、バカやろー!」


バカやろーって……
なにそれ、すっごい偉そう。


私は泣きながらわらった。


「キスしていい?」


「うん……」


私と横山くんは……
太陽の光の中、キスを交わしました。


唇を離した瞬間に涼しい風が吹き
ひまわりが一斉に揺れた。


おめでとう。


何かそう言ってるみたいにみえた。


そんなひまわりを見てわたし達は顔を見合わせてわらった。